色褪せた黒いズボンと、汚れが落ちない白い短パンをダイロンマルチで染めてみた前回の記事↓ の続きです。
余った染料の再利用にチャレンジ
ダイロンマルチの説明書には、一袋でTシャツ約2枚分(250g)分染色可能との記載があります。
それよりもだいぶ多い物を、しかも残った染料で染めようとしているので、ダメ元での挑戦です！
それではスタート。
残った染料に、水も染料も足さずそのままホーロー鍋ごと火にかけ、80℃で火を止めました。
ここで、染めたい服を畳んで投入！
今回染めるのは、前回失敗して黒ではなく灰色＋白のムラになった夫の短パンと、昨冬私が履きすぎてお尻と膝の色が抜けてしまった裏起毛デニムです。
まずは昨日失敗した短パンを沈めてから、黒のデニムで蓋をするように置きました。
トングで5分ツンツン、1時間放置してからまた5分ツンツン。
染料に服を沈めてから、2時間半程経ってから、お風呂場で洗い流しました。
前回同様、10回程バケツで押し洗い後、洗濯機で脱水にかけました。
ダイロンマルチの残りを再利用してみた結果
↑ 白短パン After
↑ 裏起毛デニム Before
↑ 裏起毛デニム After
白短パンは、一回染めた時点ではムラが酷く残念な状態でしたが、二回目染めると外で履いても違和感ないレベルのグレーに染まりました。
ただ、よーく見るとやはりムラがあるので、やはり完璧ではないです
白い物を黒く染めるのは難しい！ということが今回の挑戦でよく分かりました。
裏起毛デニムの方は、色に関しては残念ながらほぼ変わりなしでした。生地に厚みがあるので、残った染料では難しいのかな。
高温の染料に浸したので、沢山履いて伸びてしまっていた生地が縮んで引き締まり、元のサイズ感に戻ったので、その点ではやってよかったです
ダイロンマルチの新品を正しく使えば、キレイに黒く染め直すことができるはず。
次回は、水温を正しく守ること、服を多く入れすぎないこと、に気をつけて染めようと思います。
＊＊＊
今回染め直しにチャレンジして失敗したデニムはこちらの記事で紹介したものです↓
